フレンチをベースに西洋料理を前菜からデザートまでコースで学べるクラス
─ 前菜 ─ |
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Coronation quiche コロネーションキッシュ ~戴冠式のお祝いメニュー BBCのレシピを参考に~ |
─ 主菜 ─ |
仔羊のロティ 軽いスモーク ハッセルバックポテトを添えて |
─ デザート ─ |
イル・フロッタント |
─ ワイン ─ |
Vin Rouge Gigondas Cuvee Florence 2015 Domaine Les Goubert |
春から初夏へ季節は移って、あふれるような色彩のバラの季節が終わり白や緑のセッティングをしたくなり、リョウブと芍薬を活けました。
英国王の戴冠式のお祝いメニューとしてBBCが公開していた、Coronation quicheを前菜にしてみました。生地はいつもの私のレシピですがほうれん草、そら豆、タラゴン、チェダーチーズのキッシュ、とても美味しいキッシュが出来上がりました。サラダと共に畑で咲いたルッコラの花を添えてみました。
ラムはローストする前に軽くスモークしました。ラムの香りが苦手な方もスモークをすることによってとても良い香りに変わります。
骨2本づつ切り離し、10分ほどローストしました。焼き皿でフォン・ド・ヴォーを煮詰め、グレーヴィーに、付け合わせはハッセルバックポテト、バターで焼いて、バゲットとアーモンドを砕いたものをのせて焼きました。
太いアスパラはグリルで焼いて、タイムの花を乗せ仕上げました。
ワインはローヌ地方のジコンダス、シラーとグルナッシュのしっかりとした赤ワインです。スモーク香、ラム肉の香りをさらに豊かにしてくれます。
イル・フロッタントです。ウッフ・ア・ラ・ネージュと同じですがこちらはココットに先にキャラメルを入れて、その上にメレンゲを入れ湯煎でオーブンで焼きます。ウッフ・ア・ラ・ネージュはミルクで茹でて作り、キャラメルソースは後でかけます。
アングレーズソースが大事なので加熱しすぎて分離させないよう、バニラもたっぷり使って美味しく作ります。