フレンチをベースに西洋料理を前菜からデザートまでコースで学べるクラス
─ 前菜 ─ |
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サフランライスと魚介のサラダ |
─ 主菜 ─ |
ステーク・アッシェ 緑胡椒のソース |
─ デザート ─ |
桃のコンポート スモモのソルベを添えて |
─ ワイン ─ |
Vin Rouge 協奏曲 R MV ココファームワイナリー |
短い梅雨の後の猛暑、再び戻り梅雨と不順な天候が続きますが、これが特別ではなくなって、毎年想定外の異常な気候が繰り返されるようになっているのでしょうね。
グリーンを基調に涼しげに設えました。
サフランのご飯を炊き、オリーブ油を振って冷まします。パプリカはオーブンで焼いて皮を剥き、細く切り、きゅうりは塩もみ、赤玉ねぎは薄く切り水に晒しておきます。海老、あさりはそれぞれ白ワインで火を通し、帆立は焼きます。塩レモン、レモン果汁、オリーブ油、塩で味を調えて器に盛り付け、スモークサーモン、海老、あさりも盛り付けます。
彩もきれいな夏向きのサラダです。ご飯がオリーブ油を吸いますのでオリーブ油は質の高い物を使って下さい。
赤身の牛肉を5mm位に刻み、玉ねぎ、パセリ、エストラゴン、ケッパーを合わせて焼きます。焼き過ぎないように、中心はやや赤みが残る位に仕上げます。焼き皿に白ワインを入れて煮詰め、フォン・ド・ヴォーも加えます。煮詰め生クリームと緑胡椒を加えてソースにします。
ポムフリットを添えることが多いですがベビーポテトを焼いて添えます。エストラゴンの香りが効きます。
合わせたワインは日本ワイン、足利のココファームワイナリーの赤ワインです。最近は日本ワイン(すべて日本で栽培された葡萄から造られる)で素晴らしいワインがあります。このワインも個性的ではありますが、少し冷やして美味しい、日本の夏に合った赤ワインです。
この季節の楽しみは果物、沢山ある美味しい果物の中でも桃の美味しさは格別です。何もしなくてもそのままで十分おいしい桃をデザートにする時、手を加えて美味しさをダメにすることの無いように気を付けます。
湯剥きした桃のコンポートに少し色を付けるためにハイビスカスのティーバッグをを使いました。これで余計な香りや味がつくものではありません。
シロップの中で冷ましておきます。
スモモのソルベは果肉とシロップのみで添加物が入りませんので冷凍庫で入れておくと固くなります。フォークでグラニテの様に削っています。
スモモの風味は残ります。