Topics & Lifestyle 空閑晴美 コラム

薔薇の庭

連休が過ぎる頃から次々と咲き出しました。何本あるか数えたてみたら40本以上、ほとんどイングリッシュローズ、すべて写真を撮ることは出来なかったので良く撮れた画像だけです。今年新しく植え込んだコーネリア、コーデリア、セント・セシリア、ソニア・リキエルはまだ小さい苗ですが、期待通りの花が咲き、これからが楽しみです。香りはそれぞれ違って、この香りの素晴らしさがイングリッシュローズの楽しみ、たとえ様もない素晴らしさです。

アレンジアプローチ サマースノーアーチ

サマー・スノーはたくましくて、アーチだけでなく塀に沿って房咲きの花を沢山つけます。こんなに大きくなるとは・・・・今年の冬は新たにトレリスを作らなくてはならないでしょう。

ガーデンローズの楽しみは切って活ける事、香りを部屋に運びます。雨の降る前は思い切って切り取り、部屋に飾ります。花屋の薔薇とは全く違います。

オセロピエール・ド・ロンサール

オセロの真紅の花はまさにイングリッシュローズの名花、香り、形、色申し分なく、散った花びらまで美しいです。

ピエール・ド・ロンサールは優秀、丈夫で沢山花をつけます。昨年植えた白いロンサールは今年あまり元気がなくまだ花をつけません。場所が悪かったか植え替えが必要かも知れません。

マダム・フィガロブラッシュ・モロー

僅かにブラッシュピンクの名花、マダム・フィガロ、茎は細く、はかなげですが意外と花持ちは良いのです。ブラッシュ・モローはフレンチレースやレディ・ヒリンドンと絡み合って控えめに咲きます。根元に植えたアプリコット色のジキタリスとも良く合います。

カドフェールパレード

ブラザー・カドフェール、このディープカップの花は植えてから10年程になりますが今年程たくさんの花を付けたことはありませんでした。とげがなくアレンジに使うには良いのですが香りは余りしません。

パレードの華やかなピンク、始めはあまりこの色が好きではなかったのですが、ミズキの下の少し暗い場所を明るくしてくれます。メアリーローズ、紫玉と一緒にこのコーナーをピンクに染めています。

パフ・ビューティティージング・ジョージア

キッチンの窓に絡めて、植わっているパフ・ビューティ、一緒にソンブロイユも植わっているのですが、今年はソンブロイユは花が遅く、まだ蕾が多いです。パフビューティは濃い目のオレンジイエローから白っぽいレモンイエローに段々変化します。

壁に這わせてあるティージング・ジョージアの黄色の花はとても美しいのですが散るのが早く、強い風に当たると可愛そうです。茎が細く下を向く花はこのように壁に這わせて、下から眺めるときれいです。根元に同色系のリッチフィールド・エンジェルとクロッカス・ローズがありますがまだ小さく壁には届きません。3本が壁に這えば玄関脇の壁はもっと美しくなります。

コレッタアクロポリス

コレッタは長い事、沢山の花を次々咲かせます。その奥の白い花はアイスバーグ、アクロポリス・ロマンアティカは丈夫な小さな花、濃い色から薄く色を変えて行きます。これらの花は名脇役、しっかりと病気にもならず長い事咲いて、他の花を支えています。

まだこれから見ごろになる花もありますが主役は薔薇からアナベルに移って来ています。雨の季節ももう直ぐ、薔薇にとっては過酷な季節です。うどん粉病や黒点病、それに毎朝の水やりもけっして楽ではありませんが、このきれいな花をつけてくれたお礼に毎日観察してあげなくてはと思います。

3年前から植え付けや管理をお願いしている“オークンバケット”の加藤さんはじめスタッフの方がたのお陰で、今年もきれいな花を見ることが出来ました。寒い日の植え替えや誘引、肥料やり、真夏の消毒など大変な事ばかり、本当に感謝です。

この薔薇の季節に友人を招いたり、パーティをしたり、生徒さんも楽しみにして下さいます。久しぶりに会った友人は育ったお宅の薔薇の庭を思い出し、私も白い野ばらとデイジーの垣根を思い出しました。香りは遠い過去の思い出を蘇らせてくれるのですね。