Simple & Basic Class 今月のレシピ

お節料理

お節料理お重お皿テーブルテーブル

毎年12月のS&Bクラスはお節料理をしています。
家庭料理の伝承の大切さを感じて続けていますが、確実に私の思いは伝わって、手作りのお節料理で新年を迎える方々が毎年増えています。うれしいですね。
今年も3段のお重の他に、洋皿を使っての盛り付けを提案をしました。

一の重南天黒豆黒豆田作り田作昆布巻き昆布巻き伊達巻伊達巻伊達巻伊達巻きんとんきんとん

<一の重 口取りと祝い肴>です。黒豆を水に浸す事からお節作りが始まります。7時間程かけて弱火でゆっくり煮て行きます。
田作り、五万米とも言い、五穀豊穣を願ってあめ炊きに、昆布巻きの昆布は戻し方が大事で、ふやかし過ぎるとヌルヌルして巻き難くなります。
手作り伊達巻は何と言ってもメインでしょうか?芝海老と白身のすり身を合わせて卵、調味液と合わせてオーブンで焼きます。出来たての温かい伊達巻のおいしい事、オーブンで焼けるのですから是非作って見て下さい。
かつてきんとんのお芋の裏ごしは一仕事でした。プロセッサーを使ってみると何とあっという間に滑らかに、栗を一つ包んで茶巾絞りにしました。
盛り付けですが私は庭に沢山ある葉蘭を使います。難を転じると言われる南天も切って添えます。
松葉やゆずり葉、裏白など使って盛り付けて下さい。笹の葉でも良いのでは。

二の重牛肉のたたき牛肉のたたき鰤松前漬け松前漬け酢の物酢の物

<二の重 焼きものと酢の物>です。毎年新しいものを取り入れる様にしています。焼きものは鴨を使う事が多かったのですが、今年は牛肉のたたきにしました。柚子胡椒と芽ねぎを挟み一口で頂けるようにしました。鰤は柚庵焼きに、酢の物はかぶと杏、帆立と数の子を入れた松前漬けでお重はいっぱいになりました。

三の重煮物煮物にんじん高野豆腐里芋蕗こんにゃく雑煮雑煮

<三の重 煮物>です。野菜は其々きちんと下拵えをします。こんにゃく、蓮根、ごぼう、里芋は下茹でをして別々の鍋で調味も変えています。
出汁がおいしければ必ずお煮物はおいしく出来ます。
やや濃いめの出汁で味は薄めに、出汁をたっぷり含んだ高野豆腐、やや甘めの里芋、ピリッと辛い胡麻油炒めのこんにゃく・・・盛り付けの色どりも考えて、切り方の工夫をしましょう。

お雑煮はお澄まし仕立て、我が家はこの関東風、お餅は切り餅、焼いてお椀に入れます。お雑煮は地方色が出るもの、お家の味を大切になさって下さい。
そして次の世代に伝えて下さい。

どうぞ皆様良いお年をお迎えくださいませ。