Simple & Basic Class 今月のレシピ

<おせち料理>

<一の重> 口取りと祝い肴
黒豆・田作り・伊達巻・栗きんとん・紅白かまぼこ・数の子・二色卵

<二の重> 焼き物と酢の物
鴨の焼き物・鶏の松風焼き・柿なます・からすみの黄金巻き

<三の重> 煮物
昆布巻き・八つ頭の甘煮・手綱こんにゃく・ねじり梅・金柑の蜜煮

毎年、12月のシンプル&ベーシッククラスはおせち料理の授業をすることにしています。
おせち料理やお雑煮はそれぞれの家庭に伝わっているものがあると思いますので、先ずそれを大切にして頂きたいと思います。
特にお雑煮などは地方色が濃く、この食文化はとても興味深いものです。

最近は家では作らず、出来ている物を買うのがあたりまえだそうですね。
とても残念な事です。私の作るおせち料理は私の家に伝わった母の味、師事した舟橋先生の料理、そして私が少しずつ工夫を重ねてきたものです。
普段あまり作る事のない料理ばかりですが、先人達の知恵と工夫の塊のような料理ばかりで、暮れにこのような料理を作る事に私は大きな意味を見出して、生徒さんにも是非それぞれの家庭の味を伝えて頂きたいと心から思っています。

昔は三が日はお店も閉まり、その上、年始客も多かった我が家では母は大変でした。
大掃除に始まり買い物、食料だけでなく身の回りの物を新しくして新年を迎えましたから。
そして沢山のおもちが届くと固くならない内に切って、腐らないように水もちにして、後はお飾りの支度などなど・・忙しかった暮れの状況を、今よりもっと寒かった空気の匂いと共に思い出します。
クリスマスがすむと成城の町のあちらこちらで植木屋さんが門松を立てる姿が見られ、年の瀬を感じたものです。
そしてはりつめた様な清清しい空気に中で新年を迎えました。

最近は年の瀬も様代わりですが今年も黒豆を水に浸す事からおせち作りを始めます。